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[ 1F ] 70th anniversary 【P.E.O.T.W AG】

2024年9月28日

私どもKAWANOは1950年の創業以来、多くのお客様に支えられて70周年の節目を迎えることができました。 皆様への感謝を形にしたく、特別な企画をご用意しました。 その一環として、企画にご協力いただいたデザイナー様にQ&A形式でデザイナーズレターを依頼いたしました。70周年企画イベント毎に順次ご紹介いたします。 KAWANO 1Fの三番バッターはP.E.O.T.W AGデザイナーの福田氏です。 P.E.O.T.W AG designer:福田真也(フクダシンヤ) 【ファッションはどのように社会に役立つと思いますか】 衣食住の衣類は社会貢献が可能だと思っておりますが、ファッション文化の直接の社会貢献を考えるのは目的が違うと思っています。 自分が創るファッションはソーシャル(マス)に向けてではなく、自身や顧客のパーソナル(コア)の表現と生活の満足に重きをおきたいと思っております。 【デザイナーを志したのはいつですか。またきっかけも教えてください】 幼い頃からファッションに興味を持ち、様々なジャンルの服を買いあさっていました。 そのうち売られている洋服に満足しなくなり、自分で表現したい気持ちからブランドを始めたいと思い独学で服造りを学びました。 【その当時どのようなファッションが流行っていましたか】 自分が20歳位の2000年初頭、CARPE DIEM、Altieri、Carol Christian Poell、 rick owens、raf simonsなどアルチザンやモードに古着をミックスするスタイルを好んでいました。 【KAWANOが70周年を迎えるにあたり、製作いただいた企画や商品に込めた思いをお聞かせ下さい】 自分らしくて自分が欲しいエゴなアイテムを制作しました。 オーバーサイズのダブルライダースをベースに表地には肉厚でも柔らかな上質なシープスキンを使用し、 裏地には私物のVINTAGE HIP HOP T-shirtを解体してコラージュしました。 T-shirtは十代前半に影響を受けた90年代のHIP HOPアーティストである2Pac、Biggie、Nasを選びました。 その感情を前面に出すのはあまり好きではないので裏地で内面性として表現しました。 今回のONE&ONLYの補足を少々、今や2次流通市場ではとんでもない価格で売買される貴重なT-shirtを惜しげもなく裏地として使用したスペシャルな一着。 表側のレザーのクオリティーも申し分なく正にコレクターズアイテムと言っても過言ではないアイテムに我々スタッフも驚きを隠せません。 ちなみに、完成品を見て福田氏は「自分が欲しかったな…」というお墨付きの一着でもあります。 後程、アイテムはご紹介していきたいと思います。 まずは店頭で見て触れてください。

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[ 1F ] 70th anniversary 【P.E.O.T.W AG】

[ 2F ] 【DESIGNER’S LETTER】 GalaabenD

2020年11月5日

私どもKAWANOは1950年の創業以来、多くのお客様に支えられて70周年の節目を迎えることができました。皆様への感謝を形にしたく、特別な企画をご用意しました。 その一環として、企画にご協力いただいたデザイナー様にQ&A形式でデザイナーズレターを依頼いたしました。70周年企画イベント毎に順次ご紹介いたします。 KAWANO2Fの第4弾を飾るのはGalaabenDデザイナーの大川原氏です。 【ファッションはどのように社会に役に立つと思いますか。】 Fashionは日々の生活に活力を与え、前向きにポジティブになる為に必要なもの+個性を表現するツールだと思います。GalaabenDの服は着る人をよりキレイに際立たせ、高揚感と至福の時を提供出来たらと思っています。着る人に刺激を与え、自分らしさを認識することにより、まわりの人々に優しくなれたり、素直な気持ちになることで、社会にもなんらかの貢献が出来るのではないかと思います。 【デザイナーを志したのはいつですか、きっかけも教えてください。】 高校生の時、人は何を考え、何が楽しいのか、何に幸せをと感じるのかとメンタル面での発想から、心を豊かにするものを造りたい=デザイナーになろうと思いました。服飾デザイナーに固執していたわけではありませんが、毎日接するもので最も身近な表現手段と考えたら、必然的にそうなっていました。 【その当時はどのようなファッションが流行っていましたか。】 専門学生に特に人気だったのはJean-Paul GAULTIER・Vivienne Westwood、COMME des GARÇONS・Yohji Yamamoto(いわゆる「カラス族」ですね)など刺激的で個性的なファッションが溢れていました。渋カジやグランジなども流行っていたので、個性の坩堝のような時代だったのかもしれません。 近年は個々のアイデンティティが、年々失われつつある気がします。個々の自己表現を手助けできる服をGalaabenDなりに造っていければと思っています。 【KAWANOが70周年を迎えるにあたり、制作していただいた企画や商品に込めた思いを教えてください。】 70周年おめでとうございます。唯一無二の伝統あるセレクトショップだと思います。これからも末永くお客様に愛される「KAWANO」であって欲しいです。今後共、GalaabenDで出来ることをお手伝いできればと思っております。 今回、KAWANO限定で制作させて頂きましたマスクは、機能性(速乾メッシュ+抗ウイルス加工天竺の2層構造)+装飾性(2mm玉のシルバーメタルドット+ロゴ刺繍)を兼ね備えた、GalaabenDこだわりのフィット感とデザイン性を追求した究極マスクです。このマスクで少しでもポジティブな気分になって頂ければ、嬉しいです。 普段はなかなか聞けない貴重なお話で、デザイナーの人柄も伝わったのではないでしょうか。 私共では多数「GalaabenD」のアイテムをご用意しております。 デザイナー大川原氏のこだわりの詰まった商材ですので、お試しいただけましたら幸いです。 さて、KAWANOでは11/7(土)~11/9(月)の三日間でGalaabenD 2021 SS COLLECTION先行受注会を行います。 一足先に春夏物の新作をご試着頂ける機会となっております。是非、店頭にてお試しください。 さらに、デザイナーの大川原氏からもご紹介がありましたが、 私共KAWANOは今年70周年を、GalaabenDは今年で17周年を迎えるにあたり、マスクを製作致しました。 87119930/マスク/¥7,000- (not including tax) スタッズを打ち込んだワイルドなデザインが目を惹くマスク。 マスクゴムを調節出来る仕様となっており、お好みのサイズ感でお召いただけます。 パッケージも70周年ならではのデザインで製作した特別なマスクですので、こちらもご覧いただけましたら幸いです。 メモリアルイヤーならではのイベントとなっておりますので、是非、足をお運びください。 みなさまのご来店を心よりお待ちいたしております。

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[ 2F ] 【DESIGNER’S LETTER】 GalaabenD

[ 2F ] 【DESIGNER’S LETTER】kiryuyrik

2020年10月3日

私どもKAWANOは1950年の創業以来、多くのお客様に支えられて70周年の節目を迎えることができました。皆様への感謝を形にしたく、特別な企画をご用意しました。   その一環として、企画にご協力いただいたデザイナー様にQ&A形式でデザイナーズレターを依頼いたしました。70周年企画イベント毎に順次ご紹介いたします。 KAWANO2Fの第3弾を飾るのはkiryuyrikデザイナーの高柳氏です。         kiryuyrik designer:高柳 成克 (タカヤナギ マサカツ)       【ファッョンはどのように社会に役に立つと思いますか】 弊社ブランドkiryuyrikの服は、消耗的な必需品ではなく、嗜好品です。社会がどのような状況であろうと、Fashionとしてのkiryuyrikは、自己実現の為、高揚感を得る為に必要な物だと思っております。   【デザイナーを志したのはいつですか、きっかけも教えてください】 18歳のころから、デザイナーをイメージしていた気がします。きっかけは、音楽。特にバンドのミュージシャンに憧れて。   【その当時はどのようなファッションが流行っていましたか】 デザイナーズブランド、古着アメカジのファッションが多かった気がします。   【KAWANOが70周年を迎えるにあたり、制作していただいた企画や商品に込めた思いを教えてください】 前提はKAWANOさんらしくですが、上品で、シンプルで、色気が有り、着心地がよく、動きのある服を作りました。   普段はなかなか聞けない貴重なお話で、デザイナーの人柄も伝わったのではないでしょうか。 私共では多数「kiryuyrik」のアイテムをご用意しております。 デザイナー高柳氏のこだわりの詰まった商材ですので、お試しいただけましたら幸いです。 また、10/23(金)~11/6(金)まで2020FW新入荷商材のご紹介、 さらに、21SSにて私共KAWANO 70周年に合わせて特別に製作して頂いた商品のお披露目&受注会を行うと共に、 今回のイベントの為にkiryuyrikが製作したプロモーション動画も放映いたします。 私共のメモリアルイヤーにあわせた特別なイベントとなっておりますので、 是非、店頭にてお試しください。 みなさまのご来店を心よりお待ちいたしております。

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[ 2F ] 【DESIGNER’S LETTER】kiryuyrik

[ 2F ] 70th anniversary【Licht Bestreben】

2020年10月3日

私どもKAWANOは1950年の創業以来、多くのお客様に支えられて70周年の節目を迎えることができました。皆様への感謝を形にしたく、特別な企画をご用意しました。 その一環として、企画にご協力いただいたデザイナー様にQ&A形式でデザイナーズレターを依頼いたしました。70周年企画イベント毎に順次ご紹介いたします。 KAWANO 2Fの二番バッターは【Licht Bestreben】デザイナーの加藤氏です。 Licht Bestreben designer:加藤 弘大 (カトウ コウタ) ・ファッションはどのように社会に役に立つと思いますか 今の時代、ファッションに求められる要素として大きく分けて二つあると感じています。一つはアイデンティティとしての役割です。人間社会において衣類は切っても切れない関係ですが、その中でもファッションの果たす役割、ファッションの持つ魅力は、個性を表現できることだと思います。“粧は情を写す鏡である”と私は考え、社会においてあなたがあなたらしくあることで、あなたに関わるすべての人にあなたならではの魅力を伝えることができるのではないでしょうか。それはきっと人生をより豊かにしてくれることかと思います。もう一つはエンターテイメントとしての役割です。どうでしょう、今流行のyoutuberやアーティストならびに芸能人などが、みんな同じファッションに身を包んでいたら、そこに魅力を感じますか?私はそうは思いません。ファッションを含めたアイデンティティにこそ人は心惹かれ、魅了されるのだと思います。SNSなどが発達した現代において、あなたを楽しませてくれるそのコンテンツの中の重要な役割を、ファッションは担っています。一つ目のアイデンティティとしての役割で求められる“自分自身が着飾る楽しみ”と同じく、“見ているヒトを楽しませる”ことができるのがファッションの魅力です。Licht Bestrebenは服としての機能性や品質だけでなく、着る人の個性を引き立て、見る人をワクワクさせる、そんなクリエーションこそ使命と感じ、今後も追求していきます。 ・デザイナーを志したのはいつですか、きっかけも教えてください 服作りを始めた最初のきっかけは、祖母がデザイナー兼パターンナーであり、私の実家から近くの祖父母家にアトリエがあったことです。母子家庭で育ったこともあり祖父母家で過ごす時間が多かった影響か、老後も裁縫を趣味にしている祖母の姿を見ながら育ちました。とはいえ、最初は簡単なパターン作成や縫手順を教えてもらいながら、“こんなのあったらいいのにな” と思う服や“あのブランドのあの服を買いたいけど高くて買えないから自分で似たやつを作ろう”  程度でした。しかし残念ながら私は手先が不器用で、しかもめんどくさがりやなので、デザインを考えている時は楽しいのですが、パターンや縫製の作業は不得意でしたしあまり好きじゃありませんでした。優しい祖母からも“あなたは細かい作業に向いていない”と言われてしまうほどでしたね。笑それもあって服作りは趣味程度でしたし、専門学校に行く熱量もなかったので、将来はバイヤーになって自分の好きな商品を並べたセレクトショップを作りたいという思いから英語を学ぶために外国語大学に進学しました。地元大阪のアパレル企業に就職して、当初は店頭で販売やVMDを担当していましたが、ありがたいことにその企業のオリジナルブランドのデザイン担当に入社間も無く抜擢していただき、仕事としてデザインをさせてもらえることとなりました。入社面接の時に祖母のアトリエでの経験をアピールしたことが偶然生きてきた感じですね。笑こんな偶然から始まったことですが、機会をいただいたオリジナルブランドのデザインや生産管理が他の何よりも楽しく、自分はデザイナーになりたいのかもしれないと気付いたのがきっかけです。初めてローンチした商品が非常に好評だったことも自信になりました。そこからは大変ありがたく様々な人が手を差し伸べてくださり、徐々にですがデザイナーとして独立していく道が開けていき、今に至ります。 ・その当時はどのようなファッションが流行っていましたか エディー・スリマンのスキニーとかヒールブーツが流行っていたのがその頃だと記憶しています。アントワープ6もかなりフューチャーされていて、デザイナーズブランドも全盛期という感じでしょうか。エディーのDiorや、Rick OwensやAnn Demeulemeesterなどのエッジの効いたブラックカラー主体のモードブランドと、UNDERCOVERなどのストリート感あるブランド、どちらも共存していた感じでした。個人的にはヒールブーツやドレープデザインのトップスなど、エッジの効きすぎたデザインは好みではなかったので、スキニーにボリュームスニーカーやビッグサイズのトップスをよく合わせていたのが12〜3年前です。最近はかなりストリートカルチャーがフューチャーされてますが、その当時から好みの変わってない私としては自分の好きなものが増えて嬉しく思っています。私自身は有名なブランドよりもコアなブランドを探すことに楽しみを感じていたので、当時よく買っていたのはKIM JONES。彼自身のブランドがなくなる最後のシーズン、受注会でオーダーしていた商品が生産中止になってとても悲しかったのを覚えています。「Dunhillのクリエイティブディレクターになるんだって〜」と、ショップ店員さんから教えてもらった当時、彼が10年後まさかこんなすごいことになるとは思いもしませんでした。笑余談ですが、その当時好きだったブランドの一つにBernhard Willhelmというブランドがあり、読めそうで読めないこの長々としたブランドネーム(デザイナーの本名)がイケてるなーと思っていて、もし自分のブランドを設立したら長くて読みにくいブランドネームにしよう!と考えていたのが、Licht Bestrebenの由来の一つでもあります。 ・KAWANOが70周年を迎えるにあたり、制作していただいた企画や商品に込めた思いを教えてください この度は70周年誠におめでとうございます。KAWANOさんのように長きにわたってファッションシーンの変遷を見続けてこられ、その中心でご活躍されているショップ様にお取り扱いいただき、また今回このような企画に参加させていただけることを大変光栄に存じます。今回メインショーウィンドーにて弊ブランドのPRをお願いできるとのことで、設立から僅か5年の若輩者ではありますが、今持っているものを全力で出し切って、ブランドの魅力を発信するだけでなく、KAWANOさんにご来店されるお客様に感動と発見をご提供できるよう、僭越ではございますがLicht Bestrebenらしい企画と商品を追求しました。ウィンドーでは今シーズンのテーマをより具現化できるように、トルソーでの表現やオリジナルファブリックの持ち込みをお願いさせていただきました。インラインアイテムにも使用しているオリジナルグラフィックやオリジナルフォントを、カッティングシートでご演出いただくことで、コンセプチュアルなウィンドーに仕上がったかと思います。また、Licht Bestrebenが展示会や自社ショールームなどで演出したい世界観をショーウィンドーを通してお客様にもお楽しみいただきたいという思いから、弊社オリジナルのステンレス什器やサインボード、アクリル素材のファーニチャーなどをご用意させていただきました。最後に、ノベルティに関しても一切妥協のない良質かつ唯一無二のプレゼントとしたく、資材はすべてインラインアイテムにも使用しているブランドオリジナルファブリックを採用しました。ブランドロゴをエンボス加工している本革のパーツもこのノベルティの為に制作しております。ご来店いただきましたお客様には、より刺激的で楽しみに満ちたひと時をお過ごしいただければ幸いです。 普段はなかなか聞けない貴重なお話でデザイナーの人柄も伝わったのではないでしょうか。今回のLicht BestrebenのPOP UPに際し、オリジナルトートバッグを作成して頂いております。※数量限定の為、無くなり次第終了となります。 徐々に気候も秋めいてきました。みなさまのご来店を心よりお待ちいたしております。

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[ 2F ] 70th anniversary【Licht Bestreben】

[ 1F ] 70th anniversary【ONE by OURET SPECIAL HOODIE】

2020年10月3日

みなさん、こんにちは。 本日スタートのイベント [OURET & ONE by OURET JOINT POP UP] のお知らせです。 1Fより70th Anniversary イベント第4弾となります。 コレクションを構成する為にオリジナル生地の作成からスタートする数少ないブランド。 素材に対しての情熱、素材感を活かす細かなディティール。 一点一点の細部に至るまでデザイナー増田氏の配慮を感じられます。 イベント期間中はいつも以上にブランドの世界観を感じて頂けるのではないでしょうか。 期間中はOURET・ONE by OURETのアイテムをご購入のお客様に オリジナルマスクをプレゼントいたします。 ※数に限りがございますので無くなり次第の終了となります。 それでは今日のブログの本題のアイテムをご紹介いたします。    ONE by OURET フィロソフィー・プルオーバーフーディ \70,000- ONE by OURETのONE&ONLYは、流加染めのスーパーストレッチ素材を使用。 ストリート感が出るようにザックリとしたプルオーバーパーカーをベースに採用。   スタンドカラーのハーフジップアップで首元の表情に変化を付けて楽しめます。 また、プリントはブランド設立時からの 「理念」 (フィロソフィー) をシルクスクリーンプリントでランダムに施し唯一無二の表情。 より強い主張を訴えかける思いで表現されています。 プリントされている「理念」の内容ですが、 「様々な人を繋ぎ、ジャンルの垣根を超えたクリエイションの共鳴を求めていく」 というものです。 いかがでしょうか、物は間違いありませんし、プリントのメッセージもいいですね。 通常のコレクションでは絶対にリリースされないであろう大変な価値のある一着です。 我こそはというお客様ぜひご来店をお待ちいたしております。 それでは、 この週末、皆様のご来店を心よりお待ちいたしております。

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[ 1F ] 70th anniversary【ONE by OURET SPECIAL HOODIE】

[ 1F ] 70th anniversary【OURET&ONE by OURET】

2020年10月2日

私どもKAWANOは1950年の創業以来、多くのお客様に支えられて70周年の節目を迎えることができました。 皆様への感謝を形にしたく、特別な企画をご用意しました。 その一環として、企画にご協力いただいたデザイナー様にQ&A形式でデザイナーズレターを依頼いたしました。70周年企画イベント毎に順次ご紹介いたします。 KAWANO 1Fの二番バッターはOURETデザイナーの増田氏です。 OURET・ONE by OURET designer:増田伸也(マスダシンヤ) 【ファッションはどのように社会の役に立つと思いますか。】   私達が携わっているファッションは、人が生活していく上で必要な「衣・食・住」の「衣」とは異なります。 選んで頂いた人の個性を引き出す「趣向品」にあたります。 その為、様々な人が様々な趣向でファッションを楽しむことで、豊かな個性が入り混じり、豊かな社会になるのだと思います。 【デザイナーを志したのはいつですか。またきっかけも教えて下さい。】   中学時代、週刊少年ジャンプの表紙をジッと眺めていて、「ジャンプ」のロゴがデザインされている文字という事に気づき、グラフィックデザイナーという職種がある事を知り、それをきっかけにデザインを生業とする仕事に就きたいと決めました。 中学の卒業文集にも、「将来自分のデザイン事務所を立ち上げたい」と記しているくらいです。 高校時代にとってもお洒落な友人が近くにいて、とてもお洒落勝負には勝てないと痛感し、反対にこんなお洒落な人に選んでもらえる服を作りたいと思い、「デザインの仕事」が「ファッションデザインの仕事」と具体的になりました。 【その当時どのようなファッションが流行っていましたか。】   ファッションデザインを目指した1990年頃は、パンクを中心としたバンドブームであったり、スケートやサーフの横乗りストリート系、アウトドアやサファリ系、モード色強めのグランジ系など、多岐に渡るカルチャーが入り混じったとても豊かな時代だったと思います。 【KAWANOが70周年を迎えるにあたり、製作いただいた企画や商品に込めた思いをお聞かせ下さい。】   OURETのカラーを主張する上で更にジャージに特化したONE by OURETより、硫化染めのスーパーストレッチの主張の高い素材で、ストリート感を出せるザックリとしたZIPプルオーバーパーカーをベースに、ブランド設立時からの「理念」をランダムにプリントを施す事で、より強い主張を訴えかける思いの表現をしました。 「理念」の内容は、「様々な人を繋ぎ、ジャンルの垣根を超えたクリエイションの共鳴を求めていく」というものです。 と、 普段はなかなか聞けない貴重なお話でデザイナーの人柄も伝わったのではないでしょうか。今回のOURET&ONE by OURET作成の70th anniversary MODELは10月3日に店頭販売スタートです。※完全限定品の1点物です。売り切れの際はご了承くださいませ。 実は、商品の到着がこれからなので我々も楽しみに待っている最中なんです。ということで商品の紹介は後日改めていたします。 徐々に気候も秋めいてきました。みなさまのご来店を心よりお待ちいたしております。

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[ 1F ] 70th anniversary【OURET&ONE by OURET】

[ 1F ] 70th anniversary【maxsix・ONEMADE・MIKIO SUZUKI】

2020年9月18日

みなさま、こんにちは。 70周年イベント第3弾はMIKIO氏がデザイナーを務める3ブランド。 「maxsix」(マックスシックス)・「ONEMADE」(ワンメイド)・「MIKIO SUZUKI」(ミキオ スズキ) に、スポットを当てたイベントを9月19日(土)~10月2日(金)で開催いたします。 今回は何と2段構えのイベントとなります。 9月19日(土)~9月24日(木)の期間は3ブランド合同の’21SS COLLECTIONの先行受注会を行います。 期間中にオーダーを頂いたお客様にはMIKIO氏がイベントの為に作成したオリジナルアートをプレゼント。 9月25日(金)~10月2日(金)の期間には20FWの即売会を開催、イベント期間限定商品も並びます。 お買い求め頂いたお客様にはオリジナルハンドジェルをプレゼント。 ※いずれも数には限りがございます。無くなり次第プレゼントは終了となります。 また、9月20日(日)13時~はデザイナーのミキオ氏が来店予定。 当日はハンドメイドによるカスタマイズが承れます。 またとないの機会ですので、みなさまのご参加をお待ちいたしております。

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[ 1F ] 70th anniversary【maxsix・ONEMADE・MIKIO SUZUKI】

[ 2F ] 70th anniversary 【roarguns】

2020年9月18日

私どもKAWANOは1950年の創業以来、多くのお客様に支えられて70周年の節目を迎えることができました。皆様への感謝を形にしたく、特別な企画をご用意しました。その一環として、企画にご協力いただいたデザイナー様にQ&A形式でデザイナーズレターを依頼いたしました。70周年企画イベント毎に順次ご紹介いたします。KAWANO2Fのスタートを飾るのはroargunsデザイナーの濱中氏です。 roarguns designer:濱中 三朗 (ハマナカ サブロウ) 【ファッションは、どの様に役立つと思いますか】 社会の役に立つというか、日々の生活における活性剤の役目を持っていると思います。roargunsの服は着る人に何らかの刺激を与える服ということを意識してデザインしています。着てくれた人たちがポジティブな気持ちでいられるよう。結果、社会がポジティブな方向にいく手助けができていればいいなと思います。ちょっとネガティブな話題が多いこの頃なんで個人や社会の役に立ってるといいですね。 【デザイナーを志したのはいつですか。また、きっかけも教えてください。】 高校生の時。デザイナーになれるとは思わなかったけど服を作ろうと思った。厳しい家庭で自由に好きな服を買ったり着る事が出来ず、自分で作れば自由になれると思ったのがきっかけかな。とは言っても技術も知識もないので親の服をバラしてパターンを抜いたり、あるものを勝手にカスタムしたり。かなり無茶苦茶な今では恥ずかしいようなものばかりだったと思いますが楽しかったんだと思う。当時は嫌だったけども今となっては厳しくもきっかけをくれた親に感謝ですね。 【その当時、どの様なファッションが流行っていましたか。】 むちゃくちゃ田舎で今のように情報もなく街の流行りと言えばヤンキーくらいか。親はお洒落だったんで服に興味はあったけど流行なんて知らなかった。その当時は本当に何が流行っているとか無縁の世界でしたので、東京に出てきたときの衝撃はすごかったです。 【KAWANOが70周年を迎えるにあたり、製作いただいた企画や商品に込めた思いをお聞かせ下さい。】 70周年。本当におめでとうございます。こんな長い歴史を持ったショップを他に知りません。いかにお客様に愛されてきたかがわかります。今までたくさんの笑顔があったと思います。今回、roargunsがKAWANO限定で制作させてもらったのはsmileモチーフを使用したシリーズです。これからもお客様の笑顔とともにというメッセージをストレートに表現しました。 いかがでしたでしょうか普段はなかなか聞けない貴重なお話でデザイナーの人柄も伝われば幸いです。20FWにおきましては、roargunsとのコラボレーションアイテムも多数展開しております。皆様のご来店心よりお待ちしております。

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[ 2F ] 70th anniversary 【roarguns】

[ 1F ] 70th anniversary 【STRUM SPECIAL RIDERS】

2020年8月22日

みなさん、こんにちは。 昨日からスタートした「STRUM Session」~POPUP STORE&SPECIAL RIDERS~ 今回のイベントの為に特別なアイテムを作成していただきました。 さらに、本日22日17時からデザイナー桑原氏もご来店。 直接お話が出来る貴重な機会です。 ぜひ、みなさまのご来店をお待ちいたしております。 では、スペシャルアイテムをご紹介いたします。       STL041-01KSR COL:WHITE SIZE:M PRICE:\225,000- 鹿革をベースに作成されたWライダースをデザイナー桑原氏が自らスタッズを打ち込み、チタン顔料を吹き付けて唯一無二の一着に仕上げました。 さらに、デザイナー桑原氏からのメッセージも隠された特別なアイテムとなっています。  他にも通常セレクトでは見て頂けないアイテムもPOPUP STORE開催中は展示即売しています。 この機会にぜひSTRUMの世界観をご堪能下さいませ。

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[ 1F ] 70th anniversary 【STRUM SPECIAL RIDERS】

[ 2F ] 70th anniversary SOS TE NUTO

2020年8月21日

2Fハマサキです。 いつもブログをご覧いただきありがとうございます。 私どもKAWANOは1950年の創業以来、多くのお客様に支えられて70周年の節目を迎えることができました。 皆様への感謝を形にしたく、特別な企画をご用意しました。 70周年企画イベント毎に順次ご紹介いたします。 KAWANO2Fでスタートを飾るのは、 オリジナルブランドでもある【SOS TE NUTO】です。 1986年に創設したオリジナルブランド【SOS TE NUTO】 時代の流れとともに変化しながらも 変わらないものである 【Sharp】【Sexy】【Elegant】 この軸は変わることなくファッションで表現してきています。 今シーズンKAWANOが70周年を迎えるにあたり、 これまでの軌跡と今後のラインナップを、 この機会にぜひご紹介させていただきたいと思います。 8/21(金)~9/4(金)の期間 SOS TE NUTOの商品3万円(税抜)以上お買い上げいただきましたお客様に、 過去にジャケットで使用した柄の中から厳選した オリジナルプリント生地で制作した特別なマスクをプレゼントいたします。 (数に限りがございますので無くなり次第終了とさせていただきます。) 続いては、 70周年を記念し製作した、3型のジャケットをご紹介いたします。 【ヘリンボーン切替ジャケット / 2023023 / ¥43,000-】 【幾何学模様切替ジャケット / 2023024 / ¥43,000-】 【幾何学模様切替ホワイトジャケット / 2023025 / ¥43,000-】 (not including tax) シルクを使用した上品な生地をジャケットに切り替えデザインした逸品。 同素材のネクタイと組み合わせて統一感のあるスタイルを お楽しみいただける特別な一着となっています。 今回のご紹介は以上となりますが、 気になったアイテム等ございましたら お気軽に下記までお問い合わせください。 TEL:03-3354-4321 メール:info@kawanoshinjuku.com また、KAWANO WEB SHOPでは【WEB  SALE】を開催中。 https://www.kawanowebshop.com/ 是非こちらもご覧くださいませ。

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[ 2F ] 70th anniversary SOS TE NUTO

[ 1F ] 70th anniversary 【STRUM】

2020年8月21日

私どもKAWANOは1950年の創業以来、多くのお客様に支えられて70周年の節目を迎えることができました。 皆様への感謝を形にしたく、特別な企画をご用意しました。 その一環として、企画にご協力いただいたデザイナー様にQ&A形式でデザイナーズレターを依頼いたしました。 70周年企画イベント毎に順次ご紹介いたします。 KAWANO 1Fのスタートを飾るのはSTRUMデザイナーの桑原氏です。 STRUM designer:桑原和生(クワハラカズキ)  【ファッションは、どの様に役立つと思いますか】 STRUMはレザーアイテムをメインに構成しているため、一般的に言うファッションとは少し捉え方が違う気がしています。 一緒に人生を経験し、生きて来た証が傷やシミなどとして刻まれ、その人だけカタチとなり、 一緒に歩む分身の様な、心強い相棒の様な存在だと思っています。 単なる自己主張だけではなく、価値観や日々の生活を体現してくれる、パートナーとして寄り添ってくれると思います。 【デザイナーを志したのはいつですか。また、きっかけも教えてください。】  もちろん服は大好きで、十代の頃から、いろいろな格好をして来ました。 そこには、いつも映画や音楽の存在があり、影響を受けた作品やアーティストをお手本にファッションを楽しんでいました。 しかし、自分が服を作るとは思ってもいませんでした。 やはり、衝撃を受ける革ジャンに出会ってからですかね。 26歳位の時です。 それから、色々な縁があり、35歳から修行をし、41歳で独立。STRUMを始めました。 【その当時、どの様なファッションが流行っていましたか。】 一番、服を買い影響を受けたのは、20代中盤〜後半で、ヘルムートラングやラフシモンズが好きでした。 世の中はアメカジ〜裏原全盛でした。 【KAWANOが70周年を迎えるにあたり、製作いただいた企画や商品に込めた思いをお聞かせ下さい。】 70年凄いですね。その歴史の中に、STRUMが関わらせて頂ける事、光栄に思っております。 昨今の大きな出来事を経験し、その先に待っている世界への思いを込め作りました。 服は、今より更に、その人に寄り添うものになって行くと思っています。 5年、10年後に、この革ジャンは、KAWANOさんで買ったんだって、記憶に残ってもらえる様な作品になったかと思います。 と、 普段はなかなか聞けない貴重なお話でデザイナーの人柄も伝わったのではないでしょうか。 今回のSTRUM作成の70th anniversary MODELは8月21日に店頭販売スタートです。 ※完全限定品の1点物です。売り切れの際はご了承くださいませ。 実は、商品の到着がこれからなので我々も楽しみに待っている最中なんです。 ということで商品の紹介は後日改めていたします。 それでは暑い日が続いておりますが、みなさまのご来店を心よりお待ちいたしております。

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[ 1F ] 70th anniversary 【STRUM】