みなさん、こんにちは。
前回、多くのお客様から反響を頂きましたKAWANO ART PROJECT「東京モザイク」
この度、プロジェクト第二弾のアーティス トとして、
独特な世界観と技術で知られる空閑 渉をご紹介いたします。
1991年東京⽣まれ
2016年多摩美術⼤学⼤学院博⼠前期課程彫刻専攻修了
彼のアートは、身の回りの日用品をアルミニウムという金属 で再構築するという、
革新的な鋳造技法によって特徴付けられます。
この技法を通じて、時間とともに経年変化する素材を半永久的な形に変え、
新たなインスタレーション 作品を生み出しています。
展示のハイライト
空閑の作品は、熱を帯びると流動し、冷えると固まる金属の特性を活かし、
布など人々に身近な素材と組み合わせることで、現代に生きる私たちの記憶や死生観を探求しています。
主な展示には、
2022年「The FICTION-ONEʼS ROOM」(大阪)
2022年「とおくをのぞく」(静 岡)
2023年「鋳物・異物・遺物 IMONO・IMONO・IMONO- 作業を行為にする-」(静岡)
2023年「HARAIZUMI ART CAMP」(静岡)
などがあります。
これらの展示は、彼の独創 的な技法と、物質の持つ時間性や変遷への深い洞察を示しています。
空閑 渉のビジョン
空閑 渉は、日常に溢れる物質の一時性に着目し、
それを金属という材料を使って永続的 な形態に変換することで、新しい価値と意味を生み出しています。
彼の作品は、過去と 現在、そして未来をつなぐ糸となり、東京の多様性と連続性を体現しています。
古着や 日用品が持つ、着用者や使用者の記憶と結びついた物語を、
金属という新たな素材を通じて不変の形に留めることで、見る者に深い感銘を与えます。
空閑 渉の展示と共に、
東京と新宿の魅力を再発見しに、ぜひKAWANOへお越しください。